吉本興業·岡本社長の記者会見、やっとやりましたね!
宮迫さんと田村亮さんの会見は胸が痛かったです。
まず宮迫さんと田村亮さんの解雇·引退処分は無しになりました。
良かった良かったっっ!
そして具体策も特になく、記者会見は五時間半で終わりを迎えました。
この記事では会見の内容、会見後の現状、芸人のコメント等をまとめてみます。
岡本社長と吉本興業の会見内容
2時から記者会見が行われましたが、凄く長かったので全部は書ききれませんでしたがまとめてみました。
ポイント!
- 宮迫さん、田村亮さんの処分取り消し
- コンプライアンスの徹底·共同確認書を作っていく
- タレントファーストの徹底
- 岡本社長·会長の大崎共に一年間50%減俸処分
- 契約書無しは変わらない
この事をまず決めて、才能溢れる、個性豊かな芸人が楽しく仕事が出来るように取り組む努力をするとの事です。
ふむふむ。
何いってんのーっっ?!
契約書ぐらい作ってくれよっっ!!
契約書って超大事なんじゃないのっ?
ってか契約書のない会社ってあんの??
ビックリだわっ。
以下からは、マスコミから岡本昭彦社長への質問、それに対しての回答でした。
Q&A
★芸人タレントファーストについて?
社員含め、全員がファミリーだと思っている。
本当の意味でタレントファーストが実現出来ていなかった。
同じテーブルで向かい合い、最善の解決を一から考えていく。
★処分撤回の理由はなに?
会社の意思。
二人に記者会見をさせてしまった事、ツラい気持ちをさせてしまった事に、了承してくれたら改めて話をして解決出来れば。
★吉本興業側に足りない理解があった?
色々考え、進めてきたが思いが至らなかった事に、改めてミーティングが出来ることを望みたい。
★誰の処分を撤回するの?
宮迫さんの処分の撤回·田村亮の処分は見直し。
★何故記者会見を拒否したの?
7月6日二人と直接話をし、宮迫さんは話があると言っていた。
その前日、宮迫が引退する、なので記者会見をやらせてあげて欲しいと事前に二人のタレントから連絡があった。
「引退は絶対させないで欲しい。でも記者会見はさせてあげてください」と言われていた為引退とか
そんなことは誰も言ってないし、させないようにする、とそのタレント達に告げ
その後
本人達に引退はさせないが、記者会見についてはやるよ、でも時期は会社に預けてくれ、一任してくれと言った。
★反社会勢力との繋がりは無いと言っていたのに宮迫さんの引退するとの発言について、どう感じていた?
事前に宮迫さんが引退したいと言っていた事なども耳に入っていたため、そういう気持ちなんだということと
前日のタレントとの話もあったので引退させない、記者会見をどうするか?といった話をしていた。
★テープは回してないだろうな発言について?
ミーティングに参加した時、中々進まなかった為、ここまでの経緯もあり(金銭授受が実はあった事、受け取った金額が中々ハッキリしない事等でお互いに不信感があるならそれは良くないと思い)冗談のつもりで言った。
でも誰も笑わなかった。
★宮迫さんは何度嘘をついたのか?
二転三転している中で、それまでの気持ちもあるなかで中々難しい、明確に何個と言うこともないと思います。
★会社としては「静観です」の発言については?
藤原「静観という言葉を使ったかどうかは覚えていないです」
藤原「皆さんと集まり話をしたところ、受け取った事実はあるが、その時点で皆さんに伝えていた事と全く違う答えだったので(受け取っていないと伝えていた)ビックリしてしまい、これからどうしようかといった事にはなっていたのは覚えている。
いい加減な答えを報告するわけにはいかないので、確認作業をしなければならないと思っていた。
静観という言葉は使っていないと思う。」
★全員クビにする発言については?
経緯としては、ミーティングの冷えた空気にいた時にそれぞれバラバラの話をしていてまとまらなかったので、大事な事というか、反社会的勢力の被害に遭われた方たちの事への配慮がやりとりの中で感じられなかった為
カツを入れつつ和ませようと思い、発言した。
圧力をかけたというより、その現場が情けないような悲しいような気持ちだったので、父親が息子へ勘当するような気持ちで言った、その気持ちが相手に伝わっていなかったのが、僕も反省しなければならないと感じている。
★なぜ謝罪会見をさせなかったのか?
当時の状況だと、会話の二転三転している中、反社会的勢力から金銭の受け取りをした事実がわかった人も増え、
ヒアリングし続けてきたこの約2ヶ月彼らの気持ちをわかりながらも、最終的に11人のタレントが金額の大小関係なくこの事に関して事の重大性というか
被害者の方のお詫びのしかた、納税の事などもあり、個人の思いを受け取るにはあまりにも不安があった。
★「在京·在阪のキー局は株主やから大丈夫」発言については?
小林弁護士「7月12日の面談で、会見の話になり、亮さんから会見を生中継したいと話があった」
小林弁護士「それに対して吉本は各局が株主様でいらっしゃる、生中継するとしても、どういった時間帯にするのか?
といったことは配慮しなければならないと弊社の顧問弁護士から先方弁護士へと説明はあったというのが事実です。」
岡本社長の記者会見はとても長かった為、この辺までにしておきますが、中々歯切れも悪くなんだか昔の形態のままこの時代までやってきてしまった感が否めませんでした。
やはり、大手企業であり吉本興業の芸人に憧れ、夢を抱えて入って来る方が多い会社だと思うので
本来なら契約自体しっかり固めておくのが基本中の基本であるなと改めて思いました。
会見後の現状
やはり後味の悪い、スッキリしないまま終わってしまいましたが、芸人の方もまだまだ不安の様子。
それはそうですよね、まだ凍り付いた空気感が溶けたわけではないので。
トレンディーエンジェルの斎藤さんは「こんな会社に所属していたのかと思うと恥ずかしい」など言っていましたが、全体的にやはり吉本興業への不信感の方が今は大きそうです。
これからの松本人志さんやさんまさん等、他の方のコメントが出たら追記していきます。
芸人の方々のコメント
松本人志の「間違いを犯した子達をサポート出来るような環境を作ってあげてくれ」等、人の暖かさも垣間見れましたが、肝心な社長さん…大丈夫でしょうか。
何かわからないものが、ずっと
すごい弱火ですごい焦げている— 天竺鼠 川原 (@kawaharakatumi) July 22, 2019
なんか…やっぱり冷ややか~っ。
— 麒麟田村裕 (@hiroshi93) July 22, 2019
語らずも表情で表現するなんて流石芸人さんです。
芸人を守ってくれてるように思えない会見を見て、悔しがってる僕らをみて、養成所からお世話になってる社員さんがお前らのそんな顔みるのが辛いって泣いてました。
— レインボー 池田直人《吉本坂46》 (@ikenao0919) July 22, 2019
加藤浩次さんも、朝の番組スッキリでは爆弾発言をしていましたが聞いていて「スッキリ」しました!
内容は「若手は、会長、社長を怖がっている。そんなんで楽しい笑いができるのか?
そんな状態がずっと続いてきた。みんな我慢してきた。取締役が変わらないなら俺は辞める。経営陣が変わらないなら俺は辞めると宣言していました。」
ん?ちょっとまてよ…?
ここまでたびたびテレビやらで見かけたけども。
トレンディエンジェルの斎藤さんですら会ったことない。
…
えっ…会ったことないのー!?
売れていても、岡本社長に会ったことない人は結構いるみたいですね汗
会見時、ファミリー発言してるけども、ファミリーは特別な一部のひとだけ??
そして気になる芸人への給料についても、触れることなく。
そこ一番大事なんじゃないのーっっ?!
芸人の方々への配慮を、これからはキチンとしていただきたいものですが、はたして吉本芸人の方たちの納得いくような形態になるのだろうか。
宮迫·田村のこれまでの経緯
まず宮迫さんの言葉から始まりました。
詐欺の被害者に遭われた被害者の方々、そのご家族
親族の方々にとんでもない不快なツラい思いをさせてしまっている事をお詫びさせてください。
本当に、申し訳ありませんでした―
まず、会見のみを見た段階で胸が打たれ、涙が出てしまいましたが冷静に考えてみると
やはり金銭を受け取った事実を初めからいってしまえる強さが欲しかったところですが
だからと言ってここまで極悪のような扱いをされるのもいかがなものでしょうか。
経緯は6月の初めからが始まりでした。
6月7日 金銭授受否定
6月8日 実は、金銭を受け取ったといった事実を告白
吉本興業側は「今さらひっくり返せない」「静観で」
6月24日 田村亮は謹慎を言い渡されるが、記者会見を開き全部自分たちの口から受け取った金額、経緯、事実を伝えたい。
謝罪をさせて下さいとのことを吉本側に伝えるも、吉本側は拒否
そのまま岡本社長は部屋から弁護士、社員を外へ出し
宮迫さん、田村亮さん、ハードゲイさん、ガリットチュウ福島さん、岡本社長の5人になる。
ここで岡本社長こそブラックだなと思われる発言が飛び出したようです。
「お前らテープ回してないだろうな」
「亮、ええよ、お前やめて。一人で会見したらええわ」
「やってもええけど、ほんなら全員連帯責任でクビにするからな」
「それでもええんやったら記者会見やれ、俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ」
などと悪魔のような発言に全員何も言えなくなったようです。
7月8日 僕が責任を負い引退するんで、引退会見でもいいので謝罪をさせてほしい。
岡本社長は「引退はさせない、させるわけにはいかない」
話し合い後―
岡本社長「わかった、謝罪会見はさせてやる、その代わり期間はこちらで決定する、それがいつになるかは明言出来ない」
宮迫さんは、後輩たちの謹慎期間は短くしてほしい―に対し岡本社長は了承。
その後、宮迫さんは会見をさせてもらえないんじゃないかという不信感から、僕たちは弁護士を雇いました
話は近日中に会見を開くという方向へ向かっていた。
7月18日 僕たちの弁護士の元に二人の引退会見、もしくは契約解除を選んでください、という書面が突然送られてきた。
これについて対応したのは吉本側の弁護士だそうです。
宮迫さんと田村亮さんはこう言われたようす。
「引退会見」もしくは「契約解除」のどちらかの決定は揺るぎませんと言われた。
「会見をするなら明日の12時」 「引退会見をするならQ&Aの練習をしてもらうので2時間後に戻って来てください」と言われた。 |
この2時間の間に二人で話をし、田村亮さんは宮迫さんに対して
いられないです ここまで言われたら
Q&Aは行かないでよろしいでしょうか? |
と、会社主導の引退会見に2人は契約解除も辞さずと決意し、吉本興業本社には戻らなかった。
宮迫さん·田村亮さん会見。
翌日、宮迫さんの契約解除が発表。
この後に、Twitterでは松本人志さんが「後輩芸人は不安よな。松本動きます。」といった呟きをし、
大阪から上京。
深夜に東野幸治さんと共に吉本興業上層部と面談をしたようです。
早っっ。
行動超早い。
そしてなんか暖かい。
次の日の21日 収録番組の「ワイドナショー」にて急遽異例の生放送をしました。
この番組で松本人志さんはこう言っていました。
「このままじゃ吉本は絶対良くない、本当に壊れていく。」
「いつからあいつらは偉そうになったのか」っていう思いは僕もあって「とにかく芸人ファーストじゃないとなんの意味もない」ということは絶対言わないといけない 「吉本を見ていてちょっと大名商売してるなっていうところがちょくちょく見かけられる」 「僕が東京来た時に赤坂の8畳位のワンルームマンションにホワイトボード1枚と黒電話2個から始まりましたから、その時の気持ちに戻れば もっとみんなから愛される会社になると絶対思う」 「岡本社長と宮迫は乳首相撲で仲直り出来るぐらいじゃないとダメだ」 「吉本興業内に、松本興業じゃないですけど一個僕の部署を作ってくれと そこでやらかした子たちとかを僕が引き取るからと」 会社はそれを受け入れてくれた― |
とまで言っていました。
そして7月22日 岡本昭彦社長記者会見が始まりました。
こんな流れですが、ひとまずここまでですっっ!
私の持論
宮迫さん·田村亮さんと吉本興業側での発言について、まだ噛み合っていない、というか
考え方の違いなのか、なんだか泥沼状態ですが
お互いがどうやら混乱しているところがあり、考えがまとまっていない状態だと感じます。
芸人側からしたら、五年も前の話で、確かに思い出しながらまとめていくのも大変だなと思いますが
吉本興業側も、基本の土台がないままこうして今の時代まで来てしまったのかなとも感じます
意志疎通といった言葉も出ましたが、ある程度売れていても社長と会った事もない芸人もいるようですし
岡本昭彦社長こそ、保身に走った綺麗事に聞こえましたね。
まずは吉本内での給料問題を見える化し、それに見合った給料を芸人さんに渡すべきですね。
なんか吉本の闇も、かなり深そうだけど
このままでは宮迫さんと岡本社長での、乳首相撲で仲直りする日は遠そうですね。
あれ?持論になってないかも(爆)
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